Hiroyuki Miura Solo Dance Series"Crime and Body"
2011年、岡山居住時代に始まったソロシリーズ。英題のとおり「罪とからだ」との関わりから創作しています。あるいは「からだを所有することによる罪」とまで説明してもいいかも知れない。
ダンス作品を創作するにあたり、この世界に生きる人の罪について相対的に考えて行くことを、一応の目的としています。
まだまだ現在進行形の、罪作りなシリーズです。
10Years / 6Months
2011年9月11日
アメリカ同時多発テロ事件から10年、そして東日本大震災から6ヶ月にあたる日に上演された作品。
遠い記憶と、真新しい記憶。踏み込んではならない領域と、踏み込むことの出来ない領域。
過ぎ去って行く時間の中、それらが重なり合う瞬間のからだ。
作・構成・振付・出演 三浦宏之
ヴァイオリン演奏 大岩航平
会場 Pieni duex
主催 三浦宏之
共催 Pieni..ecole+cafe
DEAD MAN WALKING
2012年9月29日
日本の死刑制度のあり方を、相対的に検証することを目的とした作品。
本作は死刑の是非を問うものではなく、そのような制度が現存していることを単純化してそのまま観客に提示している。
ある意味では、そのような事柄を観客に「放り投げる」だけだとも言える。
しかしそれは、国家が国民にしていることと同様なのではないだろうか。
作・構成・振付・出演 三浦宏之
会場 横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール
主催 横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催 横浜アーツフェスティバル実行委員会
再演
2013年11月23日
会場 ArtTheater dB 神戸
主催 特定非営利活動法人 DANCE BOX
「DEAD MAN WALKING」@横浜赤レンガ倉庫
横浜ダンスコレクション2002 - 2012「十年十色」flyer
「DEAD MAN WALKING」@ArtTheater dB 神戸
公演パンフレット
A Quiet Heavy Moon
2013年10月14日
失われた人に対する、罪の意識。それは消えることのない、あるいは最も重い罪となるのかも知れない。
失われたからだに対して、からだを所有していることの罪。
ここに、静かに横たわる、重たいからだ。それは月の重さにも匹敵する。
奈義町現代美術館 展示室「月」の部屋に着想し、創作された作品。
作・構成・振付・美術・出演 三浦宏之
会場 奈義町現代美術館 展示室「月」の部屋
主催 奈義町現代美術館
Orange
2015年11月7日
平成27年、日本政府による平和安全法制の閣議決定を受けて創作された作品。
もし、平和の名のもとに戦争に加担することが許されるのであれば、戦争を起こすことが平和への道筋となり得るのだろうか。
そのようなことが議論される最中にも、遥か遠くの地の果てで罪なき人が首を切られる。
罪人は、なぜオレンジ色の服を着させられるのか。
作・構成・振付・出演 三浦宏之
会場 ArtTheater dB 神戸
主催 特定非営利活動法人 DANCE BOX
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Hiroyuki Miura solo dance series ”Crime and Body”「10Years / 6Months」
Hiroyuki Miura solo dance series ”Crime and Body”「DEAD MAN WALKING」photo :Yoichi Tsukada
Hiroyuki Miura solo dance series ”Crime and Body”「A Quiet Heavy Moon」photo : Sakae Oguma
Hiroyuki Miura solo dance series ”Crime and Body”「Orange」
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